生命保険契約にもとづく年金収入の存在に税務署や市役所はなぜ気が付くのですか?

サツマイモをすりつぶして、団子状に串にさして焼いてみました。

子供たちはうまいうまいと食べていました。

 

形に騙されてない?そんなにうまい?と思いながら、私も食べてみました。

 

案外うまいな~。

最近素朴なものに魅力を感じています。

 

さて、本題です。

 

Q:生命保険会社から、生命保険契約に基づく年金をもらっています。

貯金のつもりで契約したのに、受け取った時には所得税がかかるみたいです。

理不尽に感じています。

しかも、市役所はこの年金収入の存在に気付いているようです。

なぜ、気が付くのでしょう。

 

A:市役所が気が付くのは、保険会社が作成した受取人データを持っているからです。

保険会社から税務署に年金の支払データが届き、そして、市役所にもデータが届きます。

皆さんからの年金所得の申告の有無に関わらず、市役所はちゃんと気が付いて市民税の課税額に反映されていきます。

 

お気づきのとおり、市役所から届く市民税の課税通知書には、このデータが反映されます。

(税務署は、気付いていると思うのですが、費用対効果を考慮してか連絡がこないこともあります。)

 

適正申告がベストです。

何事も積極申告をお勧めします。

(法的に申告義務がある場合に、申告しないという選択肢はありません。一定の申告不要の要件に該当している方は、確定申告が不要ですので申し添えます。 )

 

~追記~

私は、お客様から確定申告を依頼された場合、なるべく前年度の市県民税の課税状況を確認するようにしています。確認すれば、年金保険などの存在に気が付けるからです。

 

~今日のまとめ~

年金保険の年金収入はきちんと確定申告をしましょう。

 

執筆 公認会計士・米国公認会計士・税理士 金田充弘