資金繰り支援の方法が変わった!クラウド会計を導入してから・・・

 先日は、地元の商工会青年部のイベント、イルミネーション点灯式に行って来ました。

 もちろん、自分は商工会会員側=出店者側です。

 

 ピンボール、くじ、電球ジュースを出店しました。

 

 今回は、ピンボールと電球ジュースのセット販売をしてみました。

 すると、ピンボールをする人にジュースの営業ができ、一石二鳥でもうかりました。

 

 くじも、お菓子くじとスーパーボールくじの2種類を準備・・・。

 子供達がたくさん引いてくれ、嬉しかったですが・・・、

 

 子供のお小遣いを巻き上げている感じで心が痛かったです。

 

 

 さて、本題です。

 

 本日はクラウド会計を使った資金管理の利点について、書きたいと思います。

 

 当事務所では、クラウド会計を導入してから、資金繰り支援の方法が劇的に変わりました。

 

 これまでは、お客さんがざっくりと(適当に)作った資金繰り表を見て「資金が足りている」とか「足りていない」とかを議論をしてきました。

 過去の数値を根拠に算出する財務会計と、将来を予測する資金繰り表では、考え方が異なり、なかなか筋道だった根拠書類作成が行えない状況が続いていました。

 

→なかには、資金繰り表をつくれないお客様もいらっしゃいました。

 会計事務所が、売上高の予測だけから資金繰り表を作り、銀行に提出することも・・・。

 もはや、何を根拠に資金繰りを議論したらよいか分からない・・・といったことも多々ありました。

(銀行様も、本当か嘘か分からない資金繰り表を見て、融資可否を判断していたように思います。監査法人勤務時代には、銀行の自己査定で、このほとんど価値のない資金繰り表に悩まされました・・・。)

 

 

★しかし、クラウド会計導入後からは、これが劇的に変わりました。

 

 まず、クラウド会計で、総合振込のための全銀データを検品時点から作成するようにしました。

 すると、買掛金データが会計システム内に随時蓄積されていきますので、買掛金決済のための資金繰りが、数ヵ月前から把握できます。

 

 また、売上伝票や請求書についても、クラウド会計内で作成してもらうことで、売掛金データと回収期日データが会計システム内に蓄積され、売掛金の回収予測がたちやすくなりました。

 

 また、売掛金の入金日にクラウド会計を使って、売掛金の回収有無を確認することができるようになり、売掛金管理も容易になりました。

 

 結果・・・、資金がショートする1ヵ月以上前に、

「○○月○○日に○○円お金が足りなくなるはずです。」

「この度は、どのように資金融通しましょうか?」

 

といった話が、会計事務所側から、お客様とできるようになりました。

おー!どっかの上場企業の経理部みたい・・・。

 

クラウド会計様様です。

 

皆様もぜひ、クラウド会計を導入して、資金管理全般を改善してみてください。

 

執筆:公認会計士・米国公認会計士・税理士 金田充弘